バレンタインデーの意味を子供に簡単にわかりやすく説明!由来は牧師?

2月14日はバレンタインデーですね^^

毎年デパートへ行ってチョコレートを買ったり、時には手作りして大切な人へ贈っている方は多いと思います。

ですがふと大人でも疑問に思うのは

『なぜバレンタインデーにはチョコを贈るの?』
『バレンタインデーの由来ってそもそも何?』

ということ。

調べてみると、バレンタインデーの起源ははるか昔(3世紀ごろ)のローマ帝国にまで遡ります。
その時代の牧師さんが、バレンタインデーの由来に関係しているらしいのです!

長いお話になりますので、簡単に子供にもわかりやすく理解できるようまとめました。

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バレンタインデーの意味

バレンタインデーの意味はなんとなくご存知でしょうか。

2月14日に祝われ、世界各地でカップル の愛の誓いの日とされる。
出典:wikipedia

ヨーロッパ諸国やアメリカでは、2月14日にはチョコレートではなくバレンタインカードやお花を贈り合います。
女性から男性へ、男性から女性へ、さらには家族間でも贈り合うこともあるそう。

『愛する人であれば良い』という認識のようです。

 

ヨーロッパの国々の中でも細かく見ると習慣の違いはありますが、どこのヨーロッパの国も日本のように『女性が想いを寄せる男性へチョコレートを贈り、想いを告白する』という意味合いはありません。

国によってバレンタインデーを祝う形は違いますが、世界各国共通して言えるのは『大切な人にまつわる日』ということです。

『普段お世話になっている愛する(大好きな)人へ、感謝の気持ちを伝える日』という認識が現在は主流となっています。

バレンタインデーにチョコレートを贈る理由

もし、『どうしてバレンタインデーにはチョコを贈るの?』と聞かれたらどうこたえますか?

日本のようにバレンタインデーの贈り物としてチョコレートが重視される理由として有名なのは『チョコレート業界の陰謀』です。

陰謀と言うと聞こえが悪いですが^^;、バレンタインを日本で盛り上げる火付け役となったのは間違いありません。

かの有名な神戸のチョコレート会社であるモロゾフ社が「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」という広告を、1936年に外国人向け英字新聞に掲載したことが起源だと言われています。

その後、様々な製菓会社やデパート各社が「バレンタインイベント」を企画してバレンタイン普及活動に務めました。

しかし、なかなか日本の文化にバレンタインは定着しませんでした。

そんな中、1970年代に入り転機を迎えます。
1973年にオイルショックが起き、日本の高度経済成長期が終わりを迎えたのです。
それをきっかけに不況にあえいでいた小売業界のマーケティング(販売戦略)が加速。

このことによりチョコレートがバカ売れするようになったのです。

バレンタインにチョコレートが贈り物として定着した一番の理由は、1970年代の小学校高学年から高校生までの学生層で、「バレンタインにはチョコレートを贈る」ということが広まったからと言われています。

チョコレートって、子供たちの好きなものですもんね^^
広まるのもわかります。
貰ったらもちろん嬉しいものですから。

ということでここまで長い説明でしたが、日本でバレンタインに贈るものがチョコに限定されている理由に特に深いものはなさそうですw

チョコレートを贈る理由は

『貰ったら嬉しいものだから』

だと思います。

その時の流行りのお菓子がチョコレートだったから、というのもあったのでしょうね。

甘いものが苦手な人は貰っても嬉しくないかもしれませんが^^;
一般的に言えば人気の高いお菓子の一つです。

お花にしても、バレンタインカードにしても、貰えると嬉しいですよね!

感謝の気持ちを伝えるには、相手が貰って嬉しいものと共に伝えると伝わりやすいですから^^♪


バレンタインデーの由来は牧師さん?

そもそも『バレンタイン』とは人の名前です。

ウァレンティヌス(Valentine)、英語読みでバレンタインは西暦269年(270年の説も)に、ローマ帝国を治めていたローマ皇帝から迫害を受け殉教した司祭です。

司祭であり牧師ではないのですが、ここで厳密な説明をしていると話が逸れるので、日本人にはわかりやすい『牧師』という言葉をここでは使います。

なぜ殉教したのかというと、ローマ皇帝から反感を買ってしまったからです。

当時のローマ帝国では兵士の結婚を許していませんでした。

結婚したくてもできない兵士たちをみたバレンタイン牧師は気の毒に思い、ローマ皇帝には内緒でこっそりと彼らのために結婚式を行なっていました。

やがてその噂がローマ皇帝の耳に入り、皇帝はバレンタイン牧師に結婚式をしないよう命令しますが、それにバレンタイン牧師は従いませんでした。

そのため、投獄された末に処刑されてしまいました。

この日が2月14日だったのです。

この日はキリスト教徒にとっての祭日となり、バレンタイン牧師の『結婚させた』行いを元に、男女を結びつけるという特色を色濃く残した『恋人たちの日』となりました。

子供たちにもわかりやすく言うと、こうなります。

『昔々、結婚を禁止していた国がありました。
バレンタイン牧師さんはその国の王様に内緒で、結婚したい人を結婚させていました。
やがて王様に結婚させていたことがバレてしまい、バレンタイン牧師さんは殺されてしまいます。
この日が2月14日だったので、バレンタイン牧師を偲んだ人たちがこの日を『恋人たちの日』としました。

この説は一般論だそうで、起源や由来については諸説あるそうです。

いろんな説があったとしても一つだけ言えるのは、大切な人に感謝の気持ちを伝えたり、愛する人を大切にする行為はバレンタイン牧師さんにとっても、とても嬉しいことだと思います。

このことを子供たちに伝えてあげられると良いですね^^

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バレンタインデーの意味はとても良い意味が含まれていますが、由来には悲しい過去が隠されていました。

ですが、『大切な人に感謝の気持ちを伝える大事な日』ということに重きを置いて、感情がプラスに動くようにお話してあげると良いと思います。

素敵なバレンタインデーを過ごしてくださいね^^

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