『シン・ゴジラ』が地上波で初放送されたことで再注目を浴びています。
その劇中歌を改めて聴いた方、初めて聞いた方は『新世紀エヴァンゲリオン』を思い出したのではないでしょうか!?
なぜなら、エヴァンゲリオンの劇中歌が流れていたからですね。
かの有名な「ヤシマ作戦」の時の音楽です。
原曲のままではなく、編曲されていたので気づいた方は素晴らしい。
(当たり前だよ!という声が聞こえてきそう)
中には「踊る大捜査線」を思い出した方も多くいらっしゃるようで・・・。
その理由とは一体何なのでしょうか・・・!?
シン・ゴジラの音楽の作曲者
鷺巣 詩郎(さぎす しろう)さんです。
そうです。エヴァンゲリオンの劇中歌の作曲者です。
ちなみにいうと、ご存知の方がほとんどだとは思いますが、劇場版エヴァンゲリオンの監督とシン・ゴジラの監督は同じ「庵野秀明」さんです。
シン・ゴジラにエヴァンゲリオンの音楽が使用されたのは監督と劇中歌担当者が同じだからか、なら納得・・・とまではいきませんが笑、何か思惑があったのでしょうね。
(その思惑が何かはわかりませんが)
使用するけれども、ちょっと使う意図が違うのかな、とも感じたり。
編曲もシン・ゴジラとエヴァンゲリオンでは大きく違います。
シン・ゴジラはエレキギターの音が特徴的です。
まさに『怪獣!』(と個人的に感じました)
エヴァンゲリオンの曲なのでシン・ゴジラの雰囲気には合わないのかと思いきや、これはこれでとても映画の雰囲気に合っていましたね。
さて、その音楽はエヴァンゲリオンのどの曲が原曲なのでしょうか?
シン・ゴジラに使用されたエヴァンゲリオンの曲
『Decisive Battle』という曲が原曲です。
『あー!これこれ!』
そう納得した方は多いのではないでしょうか?
シン・ゴジラのサウンドトラックには「 EM20_Godzilla/再始動」という曲名で収録されています。
1曲のみはこちら
(リンク先で少し視聴できます)
曲名を変えてくる、ということはやはり「別の曲」として捉えて欲しいのでしょうか?
ヤシマ作戦BGM「DECISIVE BATTLE」は踊る大捜査線にも
踊る大捜査線でも会議室で捜査の作戦を立てているときに使用されていました。
踊る大捜査線の劇中歌は松本晃彦さんが作曲したものが主ですが、これはこういうことのようです↓
テレビシリーズでBGMとして、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の戦闘シーン「DECISIVE BATTLE」「Spending Time in Preparation」のアレンジを使用している。番組の音響担当者がエヴァ製作者に了解を得て製作した。(DVD「踊る大捜査線1」より)
サウンドトラックには「危機一髪」という曲名で収録されています。
(リンク先で少し視聴できます)
パクリではないのでご安心を。
まとめ
ヤシマ作戦のBGMがこれほどまでに人気だとは。凄いですね!
ヤシマ作戦の名前の元になったのは源平合戦の「屋島の戦い」です。(劇中では八州[ヤシマ])
那須与一が扇の的を弓矢で見事射抜いたという逸話が残る有名な戦いです。
Rayの住んでいる地域にドンピシャで何となく嬉しい気持ちですw
ちなみに言うと的を射抜いた場所は屋島ではなく牟礼町というところにありますw
まぁ、目の前は屋島なんですけどね・・・^^;
それはさておき、シン・ゴジラもエヴァンゲリオンの時と同じように、音楽ありきで成り立っているような映画だと感じています。
内容をディスっているのではありません。笑
(内容は言うまでもないですが、もちろん素晴らしいです。)
それくらいシン・ゴジラにとってこの鷺巣 詩郎さんの音楽が無くてはならないものになっている、ということです。
シン・ゴジラにエヴァの音楽が使われたことには賛否両論ありましたが、皆さんはどう思われたでしょうか。
まぁ、受け入れるしかないような気がします。(Ray的所感)
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