大掃除のコツと裏技【お風呂場編】床のカビ取り方法と天井や鏡の簡単掃除法

大掃除の中でも『お風呂場』は床から天井までしなければならないのが億劫ですよね。

ですがちょっとしたコツと裏技で楽しくお掃除出来ます^^

中でも多くの方が悩んでいるお風呂場の床のカビ取り方法についてまとめましたので、ぜひチェックしていってくださいね^^

そしてカビの防止に重要な天井の掃除方法、そして水垢で白くなってしまった鏡の簡単掃除方法についてもお届けします。

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お風呂場の汚れにはどの洗剤が良い?

お風呂は酸性とアルカリ性のよごれが混在する場所です。

水垢や石鹸カス…アルカリ性
皮脂汚れ…酸性

となっていますので、汚れによって使う洗浄剤を使い分けないといけません。

アルカリ性の汚れには酸性の洗浄剤を、酸性の汚れにはアルカリ性の洗浄剤を…という風に、逆をついていくのが鉄則です。

また、カビについては塩素系の洗浄剤を使わないといけないので、お風呂場の掃除には

  1. アルカリ性の洗浄剤
  2. 酸性の洗浄剤
  3. 塩素系の洗浄剤

の最低3つの洗浄剤が必要となります。

汚れがあまりひどくないものであれば、水垢や石鹸カスは中性洗剤でも綺麗になります^^
市販の「お風呂の洗剤」は大体中性です。

酸性の洗剤と塩素系の洗剤は同時に使ってはいけません。
有毒なガスが発生します。
使うときは、掃除したそれぞれの場所を水でよく洗剤を洗い流してから使うようにしてください。

汚れに応じて適切な洗剤を使うというのが一つのコツです^^
これを覚えておきましょう!

  • 水垢はアルカリ性の汚れ→酸性の洗剤(クエン酸)
  • 皮脂汚れは酸性の汚れ→アルカリ性の洗剤(重曹など)
  • カビ→塩素系の洗剤(強アルカリ性)

それでは掃除のやり方を見ていきましょう。

大掃除【お風呂場編】床のカビの落とし方のコツと裏技

床にカビが生えていると早速カビ取り剤を吹き付けていたりしませんか?

それ、実はとっても効率が悪いのでやめましょう!

カビを効率よく落とすにはまず、カビの餌となる皮脂汚れや石鹸カスを落としていくことから始まります。

あのピンクのヌメリも落としておきます。
ピンクのヌメリの正体はカビではなく、「ロドトルラ」という酵母菌です。
このロドトルラはカビではなく、カビの餌となるものです。

いきなりカビ取りをせず、「カビの餌となる元凶を取り除く」ことが大事なのです!

お風呂の洗剤や重曹を使って皮脂汚れを落としていきます。
スポンジなどを使って傷つけないよう優しく洗っていきましょう。

石鹸カスもひどくなければお風呂の洗剤を使っていきましょう。
こびりついて取れないなーと思ったら「クエン酸」(酸性)をつかって落としていきます。

クエン酸水スプレーを作り、吹きかけて時間を置いた後に洗い流してくださいね。

クエン酸水の作り方
水200mlに対し小さじ1杯ほどのクエン酸をスプレーボトルに入れて『クエン酸水』を作ります。

クエン酸を使う時はカビ取り剤と一緒に使用しないでください。

まずは表面についた汚れを取る、ということがコツ・ポイントになります。

そして綺麗に洗い流したらカビ取り剤の出番です。

カビ取りの最中は必ず手袋・マスク・ゴーグルをつけましょう。
※必ず換気もして掃除してくださいね!

経験済みなのですが、塩素系の洗剤を使っている最中やそのあとに目やのどが痛くなります。
手はボロボロに荒れるし、この3つは自分の身を守るためにも必要なものと言えるので、面倒くさがらず装着しましょう。

カビ取り剤は必ず乾いたところに使用してください。これがコツです。

カビ取り剤が床や壁についた水で薄まって効果があまり得られなくなるので、床や壁を洗ったあとは必ず水気を取ってからカビ取り剤を使ってくださいね。

ここで裏技ポイント!
カビ取り剤はキッチンペーパーとラップで密閉するとカビ落ち効果が高くなります!

これを湿布と言います。
覚えておきましょう^^!

10分ほど湿布したら洗い流します。

放置する時間は長ければ長いほど良いわけではありません。
床や壁の材質が痛む場合があるからです。
一度で落ちなかったカビは複数回湿布しましょう。

ここではカビをブラシでこすらないように掃除しましょう。
こすると傷がつき、さらにそこへカビが侵入し落としにくくなるからです。
基本は放置です!

ここで裏技ポイント!
ゴムパッキンのカビは、カビ取り剤に片栗粉をまぜてトロトロさせたものを塗って湿布すると液垂れせずにしっかりカビに浸透させることができます!

大掃除【お風呂場編】天井の掃除のコツと裏技

さて、次は天井です。
天井は手が届きにくくて掃除するのは面倒ですよね^^;

ここで裏技ポイント!
天井掃除で使うのはフローリングワイパーです!!
これを使うと楽々天井にまで届き掃除ができます。
エタノールをつけて拭くとカビを除菌してくれるのです。

やり方は簡単です。

  1. いらなくなったタオルなどをフローリングワイパーに装着します。
  2. エタノールをタオルにしみこませます。
  3. それで天井を拭くだけ!

たったこれだけです。

『カビ取り剤をタオルに付けて拭いたら良いんじゃん!』と思う方もいらっしゃるかもれませんが、カビ取り剤を天井につけたらまた水で洗い流す必要があります。

なぜなら上でも説明したように、材質を痛めてしまうかもしれないからです。
実際にカビ取り剤で天井が変色した方もいらっしゃいます。

直接シャワーをかけられない場所だからこそ、使うものは気を付けたいですね^^

その点、エタノールは揮発性に優れているので水で洗い流す必要はありません

ちなみに、タオルの代わりにキッチンペーパーで拭くことは、すぐやぶれるのであまりおすすめしません。

エタノールの選び方

エタノールは無水エタノール消毒用エタノールの2種類が薬局で売られています。
どちらを使うのかというと、どちらでも構いません。

ただ、無水エタノールは水で薄めない限り消毒効果が最大限発揮できませんので、水で薄める必要があります。

一方で、消毒用エタノールはすでに水で薄められており、消毒効果も十分に発揮できる濃度に薄めてありますので、使い勝手が良いのは消毒用エタノールです^^

…となぜここまでして天井を掃除するのかというと、カビとなる原因は天井から降ってくるからです!!

怖いですよね;;

『いや、天井汚れてないよ?』という方もいらっしゃるかもしれませんが、床や壁のカビの原因となるカビの胞子を落としているその元凶は実は見えないのです…。

ですので、元をしっかり絶てばカビの生えにくい浴室になるということです。

そう、カビの防止には天井の掃除は必須です!

また、余ったエタノールは手指の消毒にも使えますし、床や壁のカビの生えやすい場所にこまめにスプレーしておくとカビはおろかあのピンクのヌメリ汚れまで予防できます!


大掃除【お風呂場編】鏡の水垢の落とし方

※鏡の水垢のお掃除はカビ取りと同じ日にしないことをはじめにおすすめしておきます。

水垢には酸性の洗浄剤が効きます!

そう、クエン酸スプレーを使います。

これもコツはラップで湿布作戦です!!

クエン酸が水垢をじわじわ溶かしてくれます^^

そしてこのクエン酸スプレーを鏡に吹き付けて使うのですが、クエン酸水をキッチンペーパーにしみこませ、鏡に貼ります。
そしてその上からラップで蓋をします。

同時に蛇口やその付近についた水垢も湿布しておきましょう!

これで1時間~一晩放置します。

放置したあとはこれを洗い流せばOKなんですが、まだ汚れが残っている場合もあります。
その場合は重曹やダイアモンドパッドという便利グッズなどの研磨効果のあるもので磨くという方法になります。

イメージとしては水垢をこすり落とす、ということです。

ただ、傷がつく場合があるので、目立たないところで試してから使うようにしてください。

クエン酸湿布を何度かした後で、どうしても落ちない!という時に試してみてください。

お風呂場の排水溝の掃除術

お風呂排水溝に関してはキッチンの排水溝の掃除の仕方と同じで十分です。

まずは髪の毛などのゴミは取り除いてくださいね^^

詳しい掃除方法はこちら!

大掃除のコツと裏技【キッチン編】換気扇の油汚れとシンクは重曹で!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はお風呂場の掃除方法のコツと裏技をお届けしました。

ちょっとしたコツを掴むだけで簡単ですよね^^
汚れがひどいものにはやはり根気が必要ですが、どんどん綺麗になってくると嬉しいものです^^

あなたの家のお風呂場が綺麗になって素敵な新年が迎えられますように…♪

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